【ターチャーのものがたり】みんなのせんせい ターチャー
ターチャーは とても もの知りな おじいちゃん。 みんなからは『かめジイ 』とよばれて あいされています。
今日はみらいたうんについて 話し合いをする日。かめジイのよびかけで なかまたちがあつまりました。
「おっほん! 今日もみんな 元気そうじゃな。今日みんなと 話しあうテーマは『みらいたうんのおすすめスポット』についてじゃ。はじめて みらいたうんに 来る人に どこを おすすめしたいかな?」
「わたしは きれいな海だわ!」
「う~ん たくさんの木や花がある森かな」
「みんなが なかよしなところを見てほしい!」
みんなから つぎつぎといけんが 出てきます。
「インフィーは どうじゃ?」
「ワタシハ…… ジメンカラ カンジル エネルギー デスネ」。
「なんだよそれ~!」「それはインフィーにしかわからないじゃんー!」
みんなインフィーのこたえにわらっています。
そこで かめジイは 言いました。
「みんな、こたえはひとそれぞれじゃ。じぶんが『これだ!』とおもう こたえが せいかいなんじゃ。たにんのこたえを わらってはいけないんじゃよ」。
かめジイは インフィーのほうを見て 言いました。
「もう少し くわしく おしえてくれんかのう」。
「ミライタウンハ エネルギーガ トテモツヨイ。シカモ ソノエネルギーハ トテモ ハッピーナ エネルギーデス。ダカラミンナガ タノシク スゴセテイマス」
インフィーは 答えました。
それを聞いた みんなは みらいたうんのこと を ほこりに思い うれしくなりました 。
それから かめジイは なんども みんなと あつまり 話し合いをしました。みんな 自分のいけんをちゃんとつたえ、人のいけんも しっかり聞きます。
おたがいのことをよく知ることができて、気づけばみんな 前よりももっともっと なかよしに。
かめジイのあつまりのおかげで みらいたうんが みんなにとって さらにすごしやすいまちに なりました。